中春別農業協同組合のあゆみ-3

3. 新設合併のあゆみ(中春別 ・農業協同組合)昭和49年7月1日設立 根釧パイロットファーム

広大な牧草地 両農協は設立以来、農民の協同組織として組合員の経済的社会的地位の向上に努めてきたが、厳しく移り変る社会経済の波の中で、この変遷に対応するために、酪農経済基盤の整備と拡大、営農指導体制の強化、金融対策の積極化等を柱とした諸施策を構じてきたものの、諸物価の高騰と低乳価という不利な現下の酪農情勢に組合員は将来の経営に対して大きな不安感を持たざるを得なかった。

ホクレン別海中継クーラーステーション この危惧感の解消と、豊かな安定した酪農の確立をはかるために、農地の集団化、経営類型の策定、近代化施設の導入を中核として、中春別農協は昭和48年度までに第二次農業構造改善事業を完了し、根釧パイロットファーム開協は昭和48年度より農村施設等総合設備事業を計画実施し、継続して昭和49年度には第二次農業構造改善事業に着手して地区再編基盤を進めた。

酪農王国JA中春別 この様な両農協の事業量増大と併せて、今後の農協が果すべき役割は同一である条件の中で別々に運営することは職員の増加を招き人件費が増嵩する結果となり、組合員の負担が増大されるので、この解決策と併せて、事業分量の増加によって生ずる合理性の追求を図るために、両農協が合併して職員の合理的配置で増員を抑制しながら、組合員の酪農近代化と拡大に伴う営農指導体制を一層強化し、牛乳は勿論のこと乳牛個体消流販売体制を確立し、生産、生活資材の共同大量購入等により、経済事業の効率を上げ農協経営の合理化とあいまって組合員の諸要望に対応して地域の総合的発展に奇与するために新設合併となった。

昭和58年8月1日、中春別農業協同組合へ名称変更をする

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