新規就農者の声 「太田 建一さん」
「太田ご夫妻の就農までの道のり」
●家族構成:経営者 太田建一さん(36歳)、妻 友子さん(34歳)
長男 拓馬くん(9歳)、次男 司葵くん(6歳)
●就農年:平成14年
●現在の経営状況:経産牛67頭、育成牛12頭(共和牧場預託)、草地面積70ha
●平成17年度出荷乳量:550t
大阪府出身の建一さんが最初に北海道に足を踏み入れたのは、20歳頃の北海道旅行でした。
もともと田舎暮らしに憧れをもっていた建一さんは、その旅行がきっかけとなり「ここしかない!」とすっかり北海道に夢中になってしまいましたが、その頃にはまだ酪農に興味はもっていませんでした。
その後、学生時代からの知り合いであった友子さんと大阪で結婚しましたが、結婚後も北海道への憧れは捨てきれず新婚旅行も北海道へ行き、その後は大阪の酪農セミナーに参加し北海道農業担い手育成センターから中春別を紹介され5日間ほどの体験実習後に酪農を生涯の仕事にしようと決心しました。
就農までの道のりは、平成10年に中春別農協に来所し2戸の農場による3年間の実習と別海町酪農研修牧場で1年間の研修を経て新規就農しました。
「当時は毎日が勉強で苦労しましたが、今となってはその頃の経験があったからこそどんなことにも立ち向かえる気がする」と当時を振り返りながら話してくれました。
現在は、長男の拓馬くんも一緒に牛舎に行き、お父さんとお母さんの仕事を手伝うようになり家族全員で力を合わせて頑張っています。
酪農の魅力については、「気楽に仕事ができ、自分の思い通りにもできる。また、時間にしばられずに家族と触れ合う時間を大切にできることが最大の魅力」と感じている建一さん。
妻の友子さんは、新規就農するにあたり「夫が北海道に憧れをもっていたことはうすうす感じていましたが、最終的には夫の熱意にひっぱられ、酪農を始めることになりました。
また、酪農の仕事は好きでも嫌いでもないが当時は1歳になる長男もいたし年齢的にもやるなら今しかないという気持ちもありました」と話してくれました。
今後の目標は、「小さくても家族がホッと一息つけるような新しい家を建てたい。そのためにも現状維持を保てるように頑張り、仕事は週1日の休みがとれるぐらいのゆとりをもってやっていきたい」と語ってくれました。
★新規就農を目指して頑張っている皆さんへ太田さんからのメッセージ
「苦労は先にしておいた方がいい。そうすれば後々の困難も乗り越えられると思う。また、就農後も大事な糧となるので頑張ってほしい」
※この記事は、2006/3/22現在のものです。





